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今こそ小林勇貴への私怨を晴らしたいのだが、悪評を広めようとしてるヤツがちょっとどうなんだという感じで、いまいちのれないw でもリンク先はみないほうがよいです。悪のりが受け、どんどん小林は増長した。俺が文句をいっても、周囲は笑って小林の機嫌をとった。映画会社とか本当にクソだった。
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小林の母親は俺と同じ歳だ。「勇貴はびびりなのにすぐ天狗になる」と心配していた。小林は小心者らしく周囲の反応を見ながら行動をエスカレートさせた。無許可のノーヘル車線無視走行を撮った映画が映画祭でグランプリになった。あ、いいんだ、映画のためなら多少の無軌道は称賛されるんだと勘違いした
実際、映画業界の古参たちは小林の蛮勇を称賛した。賞金で翌年の映画祭に出品する映画を撮らねばならないのだが、日活が声を掛け、資金を追加するのでメジャーデビューしないか、と持ちかけてきた。それで俺の『我が一家全員死刑』を映画にしたいと言い出したわけ。日活の人と一緒に頼み込んできた。
ただし、受賞賞金で撮る映画なので、映画祭までにクランクアップしなければならない。だから時間がない。日活はそう説明した。俺もまた馬鹿でさ、小林の性格を見抜けないばかりか、多摩映画賞の受賞作品を観て、小林の紹介をtweetしたらうけがよく、いいかっこもできると思い、交渉することにしたのよ
なにを交渉するか…『我が一家全員死刑』っていちおう俺が著者だけと、ほぼ死刑囚の手記なんです。だから死刑囚のOKをもらわねばならない。『仁義なき戦い』の日下部プロデューサーとか、身体張ってヤクザと交渉してたから、てっきりそうだと思ってたらこっちに丸投げなんだよ。映画会社も仕事しろよw
でだ、大牟田四人殺しはすでに死刑が確定していた。父親も、母親も、兄も、実行犯の弟も全員が確定死刑囚だ。拘置所にはいるんだけど、確定すると外部との連絡ができない。なので、実行犯の国選弁護人に連絡して、映画化の承諾をもらって欲しいと頼んだ。弁護士なら実行犯と面会できるからね。
俺→弁護士→死刑囚→弁護士→俺→日活となるんで、やりとりにすごく時間がかかってしまう。ところが、映画祭に出さねばならないので、何度も交渉する時間がないのよ。絶対映画祭に間に合わせなきゃならないんだから。じゃあどうするか…原作者の取り分はぜんぶ死刑囚にやるしかない…となった。
日活にもOKをもらい交渉をすすめた。弁護士の先生に「原作料も、DVDや配信で入った金も、すべて差し上げる。俺は一切を放棄する。だからなるべく早く承諾し、映画会社から送る契約書にサインしてくれ」と伝えてもらった。だからみなさんがあの映画に払った金の一部は、あの鬼畜の懐に入っている。
死刑囚は承諾すると思った。死刑囚って労働がないんです。首をくくって殺されることが刑なので、それまで拘置所にいるし、懲役囚とは違って食べ物も買えるし、自由に誰とでも手紙のやりとりができます。でも、切手1枚にしたってただではない。そのためには金がいる。だからすごく金が欲しいんです。
実行犯の父親は九州の暴力団幹部でした。兄も弟も相撲部屋を辞め、同じ暴力団に入った。通常、暴力団は自分たちの身内が拘禁されれば助けてくれるんです。ところが大牟田四人殺しは最低最悪の事件なので、暴力団が実行犯家族と一切交流するなと通達を出した。事件が事件なので支援者もほぼいない。
読みは当たり、死刑囚は条件を呑むと連絡してきた。スケジュールも間に合いそうだ。契約書云々は日活にやってもらいました。で、映画『全員死刑』がスタートしたんです。なのにさ、日活は映画を撮り終わったあと、こう言ってきたんだよ。 「コンプライアンスに抵触するので死刑囚とは契約できない」
日活はもちろん、小林も猫なで声で頼んできた。 「鈴木さんが契約して下さい。そして鈴木さんが死刑囚に金を支払って下さい」 え!ですよね。だって確定申告で俺の収入になるし、もう映画撮り終えてるんだよ。ひっくりかえせないじゃん。そういう時、小林は可愛い後輩を演じきる。役者でしたよ。
この状況をヤクザ的にいうと「カタにはめられた」「画を描かれた」といいますw で、しょうがないのでサインした。だから日活は契約書上、俺に払っている。でも、俺は一銭も受け取らず、日活が直接死刑囚に支払ってます。どうしてかというと、その後、死刑囚が本の印税も全部渡せと言ってきたんです。
実行犯は暴力団幹部だったから、俺は彼らが所属していた暴力団にも交渉に行った。絶対映画祭で上映しなきゃならないから、全力でトラブル回避した。その時の金は俺の持ち出しで、映画では赤字なんです。それに言いがかりだしってんで訴訟になりました。現在俺が抱えてる裁判のひとつがこれです。
弁護は喜田村洋一先生に依頼した。以前、宝島の記事で訴えられたとき、相手の弁護士が喜田村先生で、その手腕にほれぼれしたんです。次に訴えられたら、喜田村先生に頼もうと決めていた。喜田村先生は週刊文春の守護神であり、日産のゴーンと一緒に逮捕されたグレック・ケリーの弁護士です。
喜田村先生に「かくかくしかじかで日活が~」と話したら、すぐに日活とやりとりしてくれた。なので、書類上は俺の収入…でも源泉徴収票がこないから、どうなってるかわかんないけど、『全員死刑』の原作者の取り分は、1円も入っていません。
話を戻そう。すったもんだで完成した『全員死刑』なんだけど、また日活と小林が狡いのよ。映画祭を知ってる人は分かるだろうけど、結局、映画祭には別の自主映画を上映した。だったらさ、なにも突貫工事でかけずり回る必要はなかった。堂々と公表出来る形で交渉できたし、俺の取り分もあったはず。
出て直ぐ原作者も何も知らずに見ました。そんなご苦労があったんですね。 あの子らとほぼ同じ年代で、地元の仲間も村神さん所にお世話になってる者もいたので、当時の事は記憶してます。
そうですそうです。だから関係者は地元で暮らしていて、いまもその記憶が残っています。
原作を読んで万全の準備を整えてから前売券を買って観にいったのに、ただただ下品なだけだったことを覚えています。 園子温『冷たい熱帯魚』で肩透かしを食らったときと同じく、その後、この監督の作品は観ていません。
だから俺には「世間を騙してる」という罪悪感がすごくあった。だって本来は『全員死刑』が映画祭で上映される予定だったんだもの。どう弁解したって、映画は商業のそれとは比べものにならない完成度しかない。小林が受賞したのは、俺の故郷である北海道の映画祭なの。映画屋のやり口は本当に嫌だった。
少し話を戻す。不信感はロケ地を決めた時からあった。うろ覚えだけど千葉でロケをしたのかな。その時、ロケ地には嘘のタイトルを伝えているらしい。わざわざ台本にも嘘のタイトルを印刷してんのよ。日活は『全員死刑』では協力してもらえないと説明した。映画界ってなんなんだろうね。それ詐欺じゃんw
出版もクソだけど、映画屋ような騙しはしない。俺は出版でも「書いた相手が激怒する」記事を書くので揉め事になるわけ。具体的には裁判で、取材でこんな騙しやってたら負けちゃう。裁判で嘘をつくと、全部嘘に沿ってストーリーを組み、弁護士と関係者の口裏を合わせなきゃならん。正直が最強なんだよ。
で、不承不承、嘘を付かなきゃならんのだが、小林と一緒に宣伝のためあちこちで挨拶やトークをする歳、罪悪感がすごいんで謝っちゃうのよ。観客に。映画祭でも具体的になにいったか憶えてないんだけどみなさんごめんと謝ったはず。すると小林、壇上でキレんのよ。映画祭でもキレてたな。無視したけど。
北区、いや、板橋だったっけな。デザイン事務所で折り込みチラシを作り、仕事の合間に自主映画を作ってた小林の境遇は一気に変わった。テレビや映画で観る役者を使って映画を撮り、母親が心配したようにみるみる天狗になっていった。それはわかる。俺もきっとなる。若いし。そこは理解出来た。
やばい、頭が煮えてきたw こっからがまたひどいんだよ。ちゃんと小林の足引っ張れてるかな。効果的に嫌がらせできるよう、下書きしてから書こうw 訴訟になったらうけます。俺は騙しばかりの映画屋ではない。事実しか書いていない。法廷で罵倒してやる。裁判でそんな場面があったかはしらんけど。
訴えられたら、うけるもうけないもないんだが。殲滅してやる(©寺澤有)。
さて、投下するかな。5000文字あったよw うざいと思う。で、再度断っておく。これは抗議ではない。あの小悪党などしらんし、映画業界にも興味ない。殴られた者には報復の権利がある。俺は自分の責任で権利を行使するだけだ。俺の私怨を正義に変換しないでくれ。じゃあ行くぜw
都合良く利用されただけではあるが、俺は原作者である。家にはポスターや台本など、関係者しか入手できないあれこれがある。映画情報が解禁され、みても不快だし、捨てようと思ったのだが、小林の追っかけの女性を思い出した。彼女はわざわざ北海道の映画祭にも来ていた。推し活だよね。すごいんだよ。
小林と絶縁し、あいつの名前を見たくなかったので、彼女のフォローも外してミュートした。DMは残っているので今朝調べてみたら、まだアカウントはあった。しかし、過去のtweetを検索すると小林の名も、作品名も、一切なかった。理由があって削除したのだと思う。なのでMさんと仮名にする。
彼女はほとんどの場所に姿を見せた。自腹で小林の作品名をプリントした軍手や缶バッチを作り、小林やスタッフにプレゼントしたり。話しても危ない印象はなかったし、どうせ捨てるなら彼女に全部あげようと思ったの。Twitter経由で連絡すると喜んでくれた。わざわざ俺の住む江古田まで来てくれた。
Mさんとは居酒屋で軽く飲んだ。映画のグッズやDVDはかなりあって、喜んでもらってくれたと思う。Mさんはごく初期の小林も知っているので、最近、天狗になってる小林の様子で盛り上がった。そしてMさんはこう言った。 「最近、(小林がワークショップで)、万引きを自慢するんです。心配なんです」
小林は自作品の宣伝のため積極的に動いていた。売り出し中の若手監督を当て込んで、トークショーや映画術のワークショップが開催された。それまで小林は仕事の合間にじかんをつくり、キヤノンのコンデジで映画を撮影していた。俺もそうだし、映画界の古参を惹き付けたのは、小林の行動力だったろう。
小林はワークショップで、「金がないなんて映画を撮らない言い訳にならない」とぶったらしい。ようやるわ。 「俺だって金はない。だから万引きをしている。あれこれ弁明せず、とにかく映画を撮るんだ。根性があるなら万引きでもなんでもして映画を撮れ!」 アホやろw 強めのお薬いるだろw
小林は映画祭の前後、時期は忘れたけど、デザイン会社を辞めたんです。小林の生活の面倒をみるため、日活はAVビデオのモザイク処理のアルバイトを斡旋してた。でも真面目に働いてるように見えなかった。バイトの面接も受からない。いったいなにで食っているのか不思議だった。まさか万引きとは思わん。
そういえば…思い当たることがあった。『全員死刑』の完成後、小林は日活の金でフランスの映画祭に出席した。壇上にあがって下半身を露出し、それでフランス人が喜んだとは思えないのだが、あれも俺らおっさんに対する無頼派アピールだったんだろう。発想がおかしいよね。お薬追加でお願いしますw
小林がTwitterのアカウントを消したので確認できないんだけど、その時、ヤツは「俺がフランスで万引きで捕まったらすごいよね」といった発言をしていた。読んだときはなに馬鹿を言ってるんだ程度の認識だったけど、Mさんの話で合点がいった。すごい勢いで気持ちが引いた。犯罪だからどうのではない。
万引きに腹を立てたのは、俺にとってはあり得ないことだったからではある。俺にとって、盗んだバイクで走り出す不届き者は重罪人だ。それよりこんな時期に捕まったら映画がポシャる。Mさんもそれを心配した。前科が付くのは好きにすればよい。しかし映画にどれだけの人間が関わったと思っているのか。
きつく言わなきゃな…と思っていても機会がなかった。東中野の映画館で過去作の公開が企画され、トークを頼まれた際も、任侠山口組が二回目の記者会見をすると急遽発表したのでドタバタだった。映画館の前からナックルズのスタッフが運転するワンボックスに乗りこんで大阪入りした(運転ありがとう)。
上映会の時も小林は舞い上がっていた。電話で小林はこう言った。 「島田紳助を連れてきて下さいよ。俺と鈴木さんと伸助だったら無敵じゃないすか」 無敵ってなによw っつーか俺はマネージャーかよ。交渉は俺にしろという。調子乗りすぎだろ。映画祭の交通費他、小林絡みはノーギャラで自腹なのに。
その後、またも自主作品上映後のトークショーを頼まれた。渋谷のアップリンクで、司会は共通の知り合いであるAさんだった。二人は俺が主催する『仁義なき戦い』のファンクラブの会合で知り合い、意気投合したらしい。『全員死刑』の公開が近い。トークショーのあと、是が非でも小林を諫めねばならない
会場でAさんはこう言った。 「智彦さんはいいですね。羨ましい。小林監督という天才が映画化したんだから、一生名前が残ります」 無礼な暴言を吐かれたのは初めてだったが、それはいい。しかし、あの頃、小林の周囲にいる年配者たちは、俺以外、妙な熱病に罹患していたと思う。いや、俺もだな。
一人の若者のサクセスストーリーを目の当たりにして、なんか興奮したんだよ。たしかに熱狂があった。トークショーで俺はまたも謝った。そして「あんな茶化すような」と言った途端、小林がキレた。小林はギャラリーがいると無頼キャラを演じる。ちょっと病的だ。それで成功したから止められないのかも。
昨日書いたように、小林が観客の前で俺にキレたのは初めてではない。観客数でいえば北海道での映画祭の時がよほど多い。でもさ「お前、万引きしてんのかよ!」とは言えない。だって観客がいて、動画を撮ってる(俺は撮影禁止にしない)。モゴモゴと口ごもってしまった。クソ頭来るわほんとにw
結局、適当に「みなさん、映画を観て下さい!」と納めた。映像もある。見返すと健気で泣ける。最後通告の際、小林を呼び出して話したが、「あの日は飛ぶようにチケットが売れた」と下卑た顔で笑った。ともかく、トークショーは無事に終了した。話す必要はなかった。俺はそこまで善人ではない。
渋谷駅に向かっていたらAさんから着信だった。「小林を呼ぶので和解して欲しい。どこかで待っていて下さい」という。適当なバーに入って店名をSMSした。Aさんが先に来店したので、万引き自慢の顛末を話した。その後、フガフガいいながら小林が来た。 「今日のことは謝りません!」 うるせぇよ馬鹿w
ごめん実名出しちゃったので消しました。忘れてくれたまえ!
謝罪などいらない。手癖の悪いガキに用事などない。Aさんは「私は揉め事が苦手」と何度も繰り返した。こういう怖い空気が苦手だ。私は具合が悪い。酒も飲みたくない…といいながら、頼んだ酒を飲み、「小林さん、万引きしてるの?」と訊いた。ま、彼女も元週刊誌の記者だからずばっとね。核心だから。
小林は顔色を変え、否定も肯定もしなかった。話せないのは、つまり、万引きしていると判断した。するとAさんは「そう、私もしてるから」とつぶやいた。ええええええ!なんなんだ。この茶番。結局二人はそのまま帰った。頼んだ酒の勘定を払わずに。おい、渋谷のバーは中野や江古田と違って高いんだぞ!
その後、AさんはTwitterで「鈴木と小林の言い合いは認識の違いだ。話し合うべき」と投稿していた。短く批判し、そのままブロックして、連絡先のすべてを削除したので、その後どうなったのかは分からない。小林には数日後に、ちょっと聞きたいことがあるとDMした。やさしくね。だって録音するんだもんw
小林に悪びれる様子はなかった。観客の前で自ら自慢するくらいだから、たぶん万引きを些事と思っているのだろう。チンケな窃盗などどうでもよい。繰り返すがヤツを告発したいのではない。前日、日活の担当者に連絡して、洗いざらい話した。映画の邪魔はしない。しかし、今後、小林とは一切関わらない。
翌日、小林は保護者同伴で…つまり日活の担当者と待ち合わせ場所にやってきた。おこちゃまねw 録音していたので聞き直せば何を話したかわかる。が、ガキの戯言だった。心底、真剣に付き合って損した。しばらくは黙っているとも伝えた。その後、正直言えば、小林との騒動も、存在も忘れてしまった。
小林は母親が心配していたように小心者だ。映画のため、迫真の演技のためと嘯いても、安藤昇から本物の拳銃を借りて使った唐十郎にはなれない。周囲の反応を確認し、おっさんが喜ぶ範囲の無軌道をする。俺はそのヤンチャを喜んだ一人だった。だからさ、『仁義なき戦い』の結びと同じく、俺が悪いのよ。
宇多丸氏のラジオで取り上げてもらうため、小林はラジ守衛を騙して局内に侵入した。宣伝はされなかったが、好感を持って伝えられたと記憶している。最も小林を推したのは『映画秘宝』だった。監督としての小林がどうなのかは知らない。俺は嫌い。学生の課題を見せられているようで。それだけのこと。
『孤高の遠吠え』では、無許可のゲリラ撮影で、ノーヘルのバイクを走らせた。公道で堂々と道交法を無視したが、なんのおとがめもないばかりか、映画祭の大賞をもらい、商業デビューを手にした。だから『ヘドローバ』で、みんなが躊躇する迫真の暴力を撮るため、子供を嘔吐くまでビンタしたんだよ。
でも、なんであのメイキング動画観て、映画業界の人らは小林を諫めなかったのか。謎だ。フィクションの暴力を観賞しすぎて麻痺してるのか。でもあの仕事を紹介したのは出版人だった。子供がOKしたから嘔吐くまで頬を張り倒してもいいと判断したのか。出版人も同じだな。子供に決めさせたらダメじゃん。
あの気持ち悪い動画で(本当に観ないほうがよい)西村さんは「そこまで危険なことはやってないと思うんで」と言っていた。出血・骨折したり、死ぬような殴り方とは違うという意味だろうか。実際、多くの人はひどい暴力→強く叩くであり、殴りつける力加減の問題と思ってる。弱く叩けば問題ないと。
なので酷い暴力を描こうとすると、より強い力、より残忍な行為へとエスカレートしがちだ。しかし弱い暴力でも、連続行使すれば人を壊せる。暴力団は逮捕や懲役になると収支がマイナスなので、小林勇貴が子供にやったように、暴力に創意工夫を加え、弱く叩いて、強い恐怖を与えようとする。
『ヘドローバ』を撮影してた時、小林はかなりの天狗だった。まるでギャグマンガだった。元来、撮影許可を取らないゲリラ撮影が売りだし、『全員死刑』の撮影で映画業界の詐欺的な、騙しのテクニックも体得していたから、撮影現場になった団地の一室で無茶な撮影を行い、トラブルになったと聞いた。
撮影現場に同席した人は「風呂場に砂を撒いて住人が怒った」と言っていたが、ビンタの件は話さなかった。映画は一切観ていないし、今後も観る気もないので誤認かもしれない。ここだけは俺の実体験ではない。間違っていたら申し訳ない。ずいぶん長いし、もう零時半だが、もうひとつだけ言わせてくれ。
俺は原作者が口を挟むと面倒だと思い、映画に一切口を出していない。そして鑑賞直後、ノンフィクション屋は、軽い気持ちで作品の映画化を承認すべきではないと後悔した。同業者よ、多少時間と金がかかってもいい。弁護士に相談してくれ。そして契約書へのサインは弁護士に聞いてからにしてくれ。
被害者は決して会えない友人のようなものだ。名前はもちろん、顔も写真で知ってる。生い立ち、趣味、家族構成など、あらゆる情報を調べている。家を訪れ、学校や遊び場を訪問し、殺害現場には何度も行った。その実体験は視覚や聴覚、匂いや感触を通じて俺の脳内に刻まれ、被害者を形作り、情さえ湧く。
だが、小林にとっての被害者はスプラッターの材料だ。面白く、愉快に殺すための肉片なのだ、ヤツの中に被害者の“個”があったとは思えない。小林はまた存命の実行犯を徹底的に美化し、被害者を徹底的に冒涜した。小林は本能的にクレームを付けてこない相手だけを選んで茶化し続けた。さすが小心者。
関係者は生きている。無残に殺されあんな脚色で再び殺され、作品はこの先も残る。実話は実話、創作は創作と強弁するなら、事件が風化してからではダメなのか。ノンフィクションの力を借り「この映画は実話を元に~」と喧伝するなら、最低限の作法とマナーがあるだろう。嫌ならゼロから話を作ればよい。
映画の関係者は誰一人被害者の墓参りをしていない。現地を訪れてもいない。関係者もあっていない。奴らにとって殺人事件はエンタメの道具でしかない。ノンフィクション屋とは決定的に感覚が違う。映画化するなら原作者が最後に口を出せる余地を残しておいた方がよい。長くなりました。俺からは以上です
ちなみに撮影日記を書いておきまよ、いま流れ来てる。かならず出版できるといっておいたのも俺です。こっちは俺の領分だからいってもよかろう。へたくそw T上さんも「意義はある」みたいに、困った表現をしていた。パラパラめくって北村早樹子さんにあげちゃった。でもいきなり書けるわけないもんな
本来、ああいった不謹慎なデフォルメはしないはずなんだけど、日活が不謹慎をウリにして映画製作をさせたからね。一生懸命、応えてたんだとは思う。悪いのはいつも年配者だ。しかし、小悪党が不良ぶってたらつかれるだろう。あと仕事受けてるときに万引き止めとけよ。捕まったら無様だぞ。
公式出ました
おや、でも先に削除してましたよね。とばっちりなので、映画はヒットして欲しいです。
本質はそっちではないですからね…そうですね。
こう言って良いのか判りませんが、興味深く面白おかしく読ませて戴きました。そして読了後の虚しさを感じています。修羅の群れが鯨に飲み込まれる未来が浮かびました。
連続ツイート全て拝見しました。映画公開当時、鈴木さんの小林監督とのテンションの高い絡み方も「万引き」を持ち出した絶縁の過程も妙な唐突感が拭えなかったのですが、全て腹落ちしました。 彼が既往を咎められて落ちぶれるのはご勝手にでいいと思いますが、これ以上被害者が出なければいいですね。
無理して不良っぽくしてたので、心配ないはずです。
ハイになってます、じゃない、灰になってますw
最高でした。素晴らしい読み物でした。ありがとうございました。
これからも頑張って下さい。お疲れ様でした。
被害者、ご遺族の気持ち…。ホントに「なんだこの人達?」と薄寒くなりました。
加害者を茶化せってね。強い者に喧嘩売れってって思います。
お金の流れとかもモロにそうですよね。ひどい話。お疲れ様です。いま滅茶苦茶忙しくなってると思われますがそんな中レスありがとうございます。
これ以上に、酷いことが?gkbr 記録は公開でも非公開でも記していた方が良いです。  自分は『殉愛の真実』あたりから、鈴木さんのことを知り、その、夕張映画祭後の監督とのやりとりも記憶にあって、鈴木さんは一生懸命に釘を刺しながらtweetしていた記憶があります。で、今回納得しました。
見当違いならごめんなさい。  でも、応援しています。
智彦にしては珍しく話が長い。 お前、小林とかそういう屁みたいなの相手にするのやめて、俺をネタとして扱え! 一時期、プラットフォームだった俺を持ち上げて、直木賞でも取ってくれよ! 俺は智彦を重宝するぜ、俺の最大の理解者だからな!
いままではイントロですw 実際、そこまでは我慢してた。少しでも足が引っ張れるよう全身全霊で書きますw
こんばんは。この事件のことは知らなかったのですが大牟田在住のフォロワーさんに教えてもらってご著書を購入し読みました。映画化されたことは知りませんでした。AmazonのPrime Video で購入して観られるようですので近いうちに観たいと思います
うちも風評被害を被っております。 うちの名前も出されて。 汚名ですよ。
何度も組織名出されて報道され、ひどかったですもんね。
実は俺のパイセンがそのうちの一人の弁護人という、なんか世界が狭い あれはたしかに死刑囚の手記メインだった(ちゃんと読んだ)
あ、そうなんすか。弁護士さん、めちゃいい人でした。まじに。
東映のヤクザ映画にはSというその筋のプロデューサーが専門にいたみたいですよ笑 女優藤某の父親笑 日下部氏は高学歴だから無理です( ´∀`)
ああいう現場のどうしょもない雰囲気をパンクな俺らが爪痕残してやったぐらいにしか考えれない浅い連中です。やってる事を非難すると興奮して喜んでしまうから、あそこまでの熱量で挑んでも映画はクソつまんないねって言ってやる事が唯一かなって